マニアックな自動車 ホンダ編

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車種 コメント
 
■CR-X
   delsol
■販売時期:1992年3月〜1998年12月 ■排気量:1493〜1595cc
シビックをベースとした2シーターオープンカー。トランストップという電動ルーフが特徴で、取り外せる屋根はトップのみのタルガトップデザインだが、昇降式のリアウインドウによりフルオープンに近い開放感とタルガトップのボディー強度を兼ねそろえている。軽量ボディーの手動タイプもある。一見ミッドシップ調デザインだがルーフをトランクにしまう構造上のデザインで、エンジンはFF駆動で1.5LのSOHC-VTECと1.6LのDOHC-VTECを搭載されたが、最後のマイナーチェンジで1.5Lが廃止され、同時に特徴的なアクセサリーライトも廃止された。
■インサイト ■販売時期:1999年9月〜2006年6月 ■排気量:995cc
高効率のパワーユニットと軽量ボディーに空力特性を徹底的に追求したこれまでにないデザインが特徴のハイブリッド2シータークーペ。
1Lの直3リーンバーンエンジンに薄型DCブラシレスモーターを組合したパワーユニットを塔載したハイブリッドカーだが、トヨタ「プリウス」がモーターを1つの動力源と考えるのに対し、あくまでもメインはガソリンエンジンで、モーターはその補助的な物と考えている。
空気特性追求とアルミ軽量ボディーにより、5MTモデルでは35km/L、のちのマイナーチェンジにより36km/Lの超低燃費で、この記録は2007年現在未だに越える乗用車はない。
■BEAT ■販売時期:1991年5月〜1996年12月 ■排気量:656cc
軽自動車に歴史的名車といっても過言でないクラス初のミッドシップレイアウトオープン2シータースポーツ。エンジンはF1技術を取り入れたMTRECエンジンで、不可能とされた自然吸気で軽自動車最高の64馬力を発生している。あくまでも自然吸気にこだわったホンダだからこそできたエンジンじゃないだろうか。パワー感はターボ車のようにはないが、自然吸気ならではのレスポンスの良い走りを生みだす。
フロントとリアはサイズの異なるホイールと流れるようなボディーは軽自動車でありながら本格スポーツカーを意識する。幌にはアニュアル式ソフトトップで一人で開閉が可能だ。
■MDX ■販売時期:2003年3月〜2006年3月 ■排気量:3471cc
カナダのホンダで生産された高級感あるSUV。MDXとはMulti Dimension Xで、ホンダのXシリーズの1つと言う事がわかる。
ボディーには動物の「さい」をイメージしており、日本ではかなりサイズオーバー。3列シートの7人乗りとなっている。
電子制御可変トルク配分4WD VTM-4(バリアブル・トルク・マネージメント4WDシステム)と排気量3.5L V6SOHC VTECエンジンとフロアシフト5速オートマチックで最高出力260馬力を発生する。
■アヴァンシア ■販売時期:1999年9月〜2003年6月 ■排気量:2253〜2997cc
リアシートがリムジンのように広く、上質なインテリアが売りのアヴァンシア。
USアコードをプラットフォームに発展させロング&ワイドボディーながら立体駐車場にも入庫できる1.6m以下の全高を採用している。
エンジンには2.3L直4の150馬力と3LV6の215馬力でホンダ初となる5ATを塔載している。
リアゲートには初のルーフまで食い込む特徴的なトップライトウイングハッチを採用している。
■Z ■販売時期:1998年10月〜2002年1月 ■排気量:656cc
「スモール・イズ・スマート」のコンセプトから生まれたリアミッドシップレイアウトのSUV。Q車であるZとはまったく異なる車だ。
4/5ドアがメインとなった自動車業界にあえて3ドアを採用している。搭載されるエンジンはNA仕様が52馬力と自然吸気にこだわっていたホンダ久々のターボ仕様が64馬力発生する。駆動方式で4WDではビスカスカップリングを用いたリアルタイム4WD。大口径15インチタイヤを採用する。車内が広いわけでもないし、ボンネットもしっかり長いにもかかわらずリアミッドシップレイアウトにしたのか理由がわかならない。
■エレメント ■販売時期:2003年4月〜2005年7月 ■排気量:2354cc
企画・開発や生産まですべてアメリカのホンダで行ない日本へは逆輸入という形で発売していたSUV。
観音開きのドアが特徴的で、開いた状態ではセンターピラーのない開放感がある。
5人乗りで、リアシートが取り外せるなど多彩なシートアレンジができる。
エンジンには2.4LのDOHC i-VTECを採用する。
コンセプトはいいのだが、いかにも日本向けとは思えないデザインで販売不振により2年ちょっとで日本投入を終了している。
■インテグラSJ ■販売時期:1996年3月〜2001年12月 ■排気量:1493cc
インテグラの4ドアセダンという設定だが、実はシビックフェリオをベースとし、ヘッドライト・グリル・テールなどをオリジナルパーツを使用したモデル。
エンジンは1.5Lで130馬力発生する「VXi」には3ステージVTECエンジン、105馬力発生する「LXi」「EXi」にはLEVエンジンを塔載する。
組み合わされるミッションは、「VXi」と「LXi」が5速MTかホンダマルチマチックSとよばれる3モード機構付CVT、「EXi」が5速MT&4速ATとなる。
■ジャズ ■販売時期:1993年10月〜1996年12月 ■排気量:3059cc
イスズからOEM供給された3ドアSUVの「μミュー」をベースにしている。
OEMにあたってボディーカラー・アルミホイール・シート・ドアトリム・エンブレムなどが変更されている。
エンジンはミュー同様3.1LSOHCディーゼルターボエンジンを搭載する。
■ラグレイト ■販売時期:1999年6月〜2004年2月 ■排気量:3471cc
北米で2代目オデッセイとして発売していたモデルを、日本で「ラグレイト」として発売した事からどことなくオデッセイっぽい顔が残っている。
生産はカナダで、北米らしく3.5Lの大型V6エンジンに5mを越えるビッグサイズボディーは日本の道路事情からするとかなりオーバーサイズとなっている。
逆輸入タイプの車ではまぁ成功した方ではないだろうか。
■5代目
プレリュード
■販売時期:1996年11月〜2000年8月 ■排気量:2156cc
4代目がスポーツ/スペシャリティーカーの色が強かったクーペスタイルから、プレリュード本来の3ドアノッチバッククーペに戻った5代目。縦型のヘッドライトが特徴だが、これが販売不振となったとも言われている。
大人を意識したデザインだが、ボディー剛性と走行性能をアップさせている。エンジンには2.2Lで、スポーツモデルにはVTECのほか、高圧縮比VTECエンジンモデルを用意するなど走りを意識している。4WSや旋回力最適化新システムATTSを搭載しさらに安定性を強化している。
■プレリュード
インクス
■販売時期:1989年11月〜1998年8月 ■排気量:1958cc
2代目プレリュードのマイナーチェンジ時に追加されたモデルで、リトラクタブルヘッドライトが固定式に変更されている。
基本となる設計は通常のプレリュードと共通だが、顔が変わっただけで印象はかなり違って感じる。
■1代目
クロスロード
■販売時期:1993年10月〜1998年12月 ■排気量:3947cc
イギリス・ランドローバーが生産するSUV「ディスカバリー」をホンダブランドで販売したOEM車で、SUVを持たなかった当時のホンダはSUV車両は全てOEMという形で販売していた。
ディスカバリーからの変更点はエンブレム以外一切なく、エンジンは3.9LのV8エンジンを搭載する。
ボディーには5人乗りの3ドアショートと7人乗りの5ドアロング2タイプ用意され、後に3ドアのショートが廃止されている。
■アスコット
イノーバ
■販売時期:1992年3月〜1996年12月 ■排気量:1997〜2258cc
アスコットのセダンをベースとしたクーペスタイル4ドアハードトップスポーツセダン。
サスペンションには4輪ダブルウィッシュボーンを採用するなどセダンと共通する点が多いがエンジンには2.3Lの直4と2LのSOHCとDOHCの3種類用意する。
■ホライゾン ■販売時期:1994年2月〜1999年7月 ■排気量:1958cc
いすゞ自動車のビッグホーンのOEM供給されたSUV。エンジンは3.2LのV6ガソリン、3.1Lの直4ディーゼルターボを搭載。ハイ/ローレンジ切り替え式パートタイム4WDに5MT/4ATが組み合わされる。ロータスによるチューニングされたサスペンションはフロントにトーションバー式ダブルウィッシュボーン、リアには日本初であrセンター4リンク式コイルスプリングを採用する。OEMされたのは5ドアロングボディーのみで7人、または5人乗りとなる。
当時のホンダにはRV志向の強い車種はオリジナルで出していなかった。

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