マニアックな自動車 トヨタ編

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車種 コメント
 
■SERA ■販売時期:1990年3月〜1993年12月 ■排気量:1496cc
1987年の東京モーターショーで展示された「AXV-II」の市販モデル。
「飛んでるセラ」というキャッチフレーズで登場した日本初量産型ガルウイングドアを採用したのが特徴だ。
フロントからサイド、ルーフ、リアにまでガラスを採用しているので夏場は直射日光があたり大変だったが、その開放感はオープンカーにも匹敵するほどだ。
最大の特徴であるガルウイングは斜め跳ね上げ式で、悪天候時の対策や安全性などを考慮した設計がされている。
■WILL VS ■販売時期:2001年4月〜2002年12月 ■排気量:1496〜1795cc
次世代プランニングとして各企業が参加した「WILL」ブランドの自動車、第二弾でWILLのテーマである「クール」をキーワードに開発された。
スタイルは今までの車とかけ離れており、5ドアのハッチバックタイプながら大胆かつスポーティーな印象を受ける。内装はまるで飛行機のコックピットのようで、当時高級車などで採用され始めたオプティトロンメーターはレーダーをモチーフとしている。
エンジンは標準で1.8Lだが1.5Lが後に追加された。また、よりスポーティーな6MTモデルやインターネット販売された限定6MTのレッドスペシャルも話題になった。
■WILL VI ■販売時期:2000年1月〜2001年10月 ■排気量:1298cc
次世代プランニングとして各企業が参加した「WILL」ブランドの車、第一弾で、ベースは初代ヴィッツの1.3Lとなる。
シンデレラのかぼちゃの馬車をイメージし、それを現代の車で表現したユニークなコンセプトでリアガラスはこれまでの自動車デザインの常識をまったく無視している。内装もベースとなるヴィッツとは別物となる。 20代〜30代の女性をターゲットとしている。
ルーフには標準モデルとキャンバストップの2タイプがあった。
■WILL CYPHA ■販売時期:2002年10月〜2004年4月 ■排気量:1298cc〜1496cc
次世代プランニングとして各企業が参加した「WILL」ブランドの車、第三弾。
名前はCyber(サイバー)とPhaeton(馬車)を組み合わせ造語で、トヨタ最新情報端末「G-BOOK]を標準装備し、携帯電話などの通信機器の接続が不要でありながら高速通信を可能とするまさに車とネットワーク社会の融合された未来の車をイメージさせられる。
デザインで目を引くのは異型縦型四灯ヘッドライトに丸いキャビンと張り出したフェンダーが特徴。インテリアも丸を基調としたデザインで、センターメーターを塔載する。
なお、この車が発売後WILLプロジェクトは解散された。
■アバロン ■販売時期:1995年5月〜1997年10月 ■排気量:2994cc
アメリカのトヨタのフラッグシップカーで、右ハンドルにし逆輸入という形で販売られた高級セダン。FFカムリをベースされている。
広い室内に静寂性に優れたV6・3Lで200馬力、後に210馬力に改良されている。
安全装備の4ABSをはじめ、トラクションコントロールやデュアルエアーバッグなどを標準で搭載する。なお、オプティトロンメーターはこの車で世界初塔載されている。
アメリカではアバロンとして後継モデルが発売されたが、日本ではプロナードという名前でモデルチェンジされた。
■オリジン ■販売時期:2000年11月〜2000年11月 ■排気量:2997cc
トヨタが2000年に国内生産統計1億台達成を記念して販売された限定車。
デザインは1955年に発売された初代クラウンをベースに復元しているが、エアバックにはフロントはもちろん、サイドやカーテンシールドエアバッグ、ASC、ABS、トラクションコントロール、やプリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトなどの安全装備が導入され、快適機能としてクルーズコントロールを塔載する。
プラットフォームにはプログレを採用し、特徴的な観音開きドア採用している。
■ヴェロッサ ■販売時期:2001年7月〜2003年1月 ■排気量:1988〜2491cc
特徴的で存在感のある躍動感と美しさを表現したエクステリア「エモーショナルセダン」をlキーワードとしたマークII(110系)をベースのスタイリッシュスポーティーセダン。
その個性的なフロントマスクは見る人を魅了する。
エンジンは2.0Lと2.5L直6で最高峰グレードには280馬力+5MTのDOHCターボも用意されており、安全装備として全車にデュアルエアバッグ、EBD付きABS、ブレーキアシスト、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装着する。
個性的であくの強いデザインは熱狂的なファンはいるものの、一般受けされずわずか2年で姿を消してった短命モデルとして終わった。


■セプター ■販売時期:1992年9月〜1995年10月 ■排気量:2163〜2958cc
アメリカで生産されており、日本へ逆輸入という方法で日本市場に登場した北米版カムリ。
日本版のカムリと比較すると大きい。
ウィンダムと同じ車体をベースとし、セダンのみ国内生産された。
ボディーにはセダン・クーペ・ステーションワゴンの3つのバリエーションがあり、エンジンは直4の2.2LモデルとV6の3Lで、ステーションワゴンタイプにはラゲッジスペースに後ろ向きのサードシートを塔載し、7名定員となる。
■プロナード ■販売時期:2000年4月〜2002年9月 ■排気量:2994cc
アバロンの後継モデルで、アメリカではアバロンという名前のままだが、日本名はプロナードという名称で発売されたアメリカより逆輸入車。
塔載されたエンジンは3LのV6で、最大出力215馬力を発生する。
キャプテンシートの3.0とベンチシートの3.0Lに2タイプあるのが特徴で、ベンチシートモデルはセダンでありながら6名乗車を可能としている。
また、ベンチシートはキャプテンシートモデルがフロアATに対しコラム式となる。
アバロンが売れなかっただけにイメージチェンジとして名前までを変更し、ニューモデルとして売り出したものの結局売れなかった・・。
■ヴォルツ ■販売時期:2002年8月〜2003年8月 ■排気量:1794〜1795cc
トヨタとGMが共同企画によって発売されたアメリカで生産され輸入されたモデルで、名前の由来は電圧単位Voltからきている。
排気量は1.8Lだが出力の異なるエンジンを搭載しており、ハイオク仕様で190馬力を発生する。また6MTを塔載したスポーティーモデルも発売さえた。
、レギュラーモデルでは132馬力と125馬力でFFと4WDで出力が異なる。
外国者らしい個性的なデザインとSUVなのかステーションワゴンなのかどの年齢層をターゲットにしたいのか不明だった。
■キャバリエ ■販売時期:1996年1月〜1999年11月 ■排気量:2392cc
日米貿易摩擦の解消の為にトヨタが輸入して販売したGMのOEM車。
ベースはシボレー「キャバリエ」で、日本でトヨタブランドとして販売するに対し、右ハンドル仕様の変更にとどまらず、ショックアブソーバーやコイルスプリング、ウインカー&ワイパーレバー位置など大幅に日本向けに設計している点はさすがトヨタだ。
ボディーはセダンと40mmローダウンされたクーペがある。
末期である2000年にはマイナーチェンジによりマルチリフレクターヘッドライトやバンパーなどのを変更したが、結局不振に終わっている。
■メガクルーザー ■販売時期:1996年1月〜1999年5月 ■排気量:4104cc
防衛庁に納入される高機動車を一般ユース向けにしたのがメガクルーザーで、
アメリカの「ハマー」に似たような2mを超す2170mmのワイドボディーを採用。
センターデフを塔載したフルタイム4WDに4104ccの直4ディーゼルターボエンジンを搭載し、155馬力発生する。ボディーにはラダーフレームを採用している。
4WSを塔載し、大きなボディーからは想像できないほど高い旋回性能を持ち、悪路では前後に採用したトルセンLSDであらゆる道路にも対応している。
リヤタイヤの空気圧を車内から変更できる空気圧調整装置もオプションであった。

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