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Buffalo TurboUSB カードリーダー
「BSCRA38U2」を徹底検証
Last update 2008/10/10
メーカー バッファローコクヨサプライ
商品名 カードリーダ/ライタ
商品型番 BSCRA38U2
サイズ(mm) 88/52/18
対応メディア CF TypeI(3.3V)/II(3.3V)
Micro Drive/CF HDD
Smart Media(3.3V)
SD/SDHC/Wii用SD
miniSD(SDHC)/microSD(SDHC)
MMC/MMC4.0/セキュアMMC
RS-MMC/RS-MMC4.0
Memory Stick/Pro/Hispeed/ROM
Memory Stick Memory Select
Memory Stick Duo/Pro/PSP用
Memory Stick Pro-Duo Hispeed
Memory Stick Pro-HG Duo
Memory Stick micro
xD Picture Card TypwM/M+/H
今回はバッファローコクヨより発売した、USB高速技術を取り入れ、通常のUSB型HDDなどより高速に転送できる技術で話題となったTURBO USBを搭載したメモリーカードリーダー 「BSCRA38U2」 を徹底検証したいと思います。
この製品はバッファロー製品でありながらバッファローコクヨ扱いのなるので製品情報はこちらになります。
http://buffalo-kokuyo.jp/

本体の表面は光沢処理にヘアラインが入れられ高級感あるデザイン。
またサイズも各メディアスロットと基盤から考えると最小限に抑えられている。
TURBO USBとは、USBの転送の仕組みをより最適化させ、従来のUSB2.0を超える転送速度を実現した技術です。TurboUSBを採用することにより、メディア→PC間のデータ転送(読み込み)時間をCF UDMA使用時なら約2倍、SDHC使用時なら約1.2倍、メモリースティックPRO-HG Duo使用時なら約2倍、スピードアップすることができます(弊社従来品比)。扱うデータが大きく、これまでデータ転送に時間のかかっていたデジタル一眼レフユーザーも、作業効率を向上させることができます。
とHPにありました。
「BSCRA38U2」は38種類のメディアに対応しています。
とは言っても同じメディアでバージョン違いなども含む為、実際はSD/miniSD/microSD/メモリースティック/メモリースティックDuo/メモリースティックmisro/xD/CF/スマートメディアとなる。
特徴的なのは、miniSD/microSD/MS-Duo/MS-microがダイレクトスロットを採用しているので、変換アダプタが必要ない。
また、たくさんあるスロットのどこに入れたらいいのか分からなくなった時には本体裏側に左の図が書かれているので間違って挿してしまう事はないだろう。
今回の検証は、TurboUSBのON/OFFでどれだけの差が出るかを検証してみました。
検証時手元にあったメモリーはSanDisk製ultoraII 4GB/CFD製 microSD 2GB/Silicon Power製 misroSDHC 4GB の計3枚。
まいどの事ながら測定ソフトは「Crystal Disk Mark」で5回平均で行いました。
TurboUSB OFF
CFD製 misroSD 2GB


このSDカードはまだmicroSD 2GBが市場の激安店で798円くらいの時に、パッケージはなしだがセールで500円で購入した超激安microSD。
それにもかかわらず普通に考えて結構早いメモリーカードだ。
TurboUSB ON
CFD製 misroSD 2GB


こちらがTurboUSBをONにした時の結果。
読み込みが約2MB/sアップしているのが分かる。また書き込みも若干アップしており、その効果がわかる。
TurboUSB OFF
Silicon Power製 misroSDHC 4GB


こちらのSDカードはSDHCタイプで、クラス6のメモリーカード。
しかしCFD製のmisroSDカードよりも読み込みは遅い結果となってしまった。ただ書き込みはに関してはこちらの方が若干上だ。
TurboUSB ON
Silicon Power製 misroSDHC 4GB


こちらがTurboUSBをONにした時の結果。
ほとんど変化がないようだ。
パッケージによるとSDHCの場合は約1.2倍とあっただけにちょっと残念な結果となってしまった。
CFD製がアップしているのでこれはメディアによって大きな差が出るようだ。
TurboUSB OFF
SanDick製 CF-UltraII 4GB


ノーマルでは左のような結果。ULTRA-IIはSanDiskのメモリーでスタンダードな製品ではあるもののもう少しは速度があると思っていただけにちょっとショック・・。
TurboUSB ON
SanDick製 CF-UltraII 4GB


こちらがTurboUSBをONにした時の結果。
あらら・・若干ダウンしています。
一応もう一度チェックしたら若干アップという結果なのでこちらもあまり効果が発揮できなかったと思われます。
さて、このTurboUSB。実はWindowsの標準ドライバーだけですとその機能は利用できません。
専用のソフトをインストールしてから使う事となります。
このソフトをインストールしなかった場合は通常のカードリーダーとなります。
なお、CD-ROMなど付属していないので、バッファローコクヨよりダウンロードして利用するという事になります。
このTurboUSB機能で一番めんどくさいのがこちら。
先ほどインストールしたソフトを起動して、TurboUSBの設定を有効にしなければいけません。
これはWindowsを起動してリーダーを初めて使う時は毎回必要な作業だと思われます。
おまけに有効ボタンを押したら、リーダーを一旦USBから外し、再度接続しないと有効になってくれません。
ここらへんソフトのバージョンアップで改善してほしい所だ。
また、TurboUSBが現在有効か無効かを示す表示もタスクにも表示されないので現在どのような設定なのか分からないのも不便だった。
このように、今回は1メディアで効果を発揮してTurboUSBだが、メディアによって効果がかなり左右するという事がわかった。
もし効果が出るメディアであればかなり有効な機能だと思われた。
また、あまり効果の出ないメディアであっても通常にリーダーより遅くなってしまう事もないのでこれを使う時は常に有効にした方がいい。
ただし、使用する前の有効化作業はかなりめんどくさい。試しにうUSBから外さすにそのまま使用しようと試みたが、マイコンコンピューターからリーダーのリムーバルディスクのアイコンが消えてしまっていて利用できなかった。やはり再度接続し直すしかないようだ。
本体をどこかへ固定して使う方は設置場所に注意が必要だ。
microSDカードをカード付属のSD変換アダプターを使って測定も一応したが、落ち込みは少ないものの、リーダーへmicroSDカードを直接挿した方が良い結果が出た。


なお、ベンチマークテストは、激安SDカード徹底検証コーナーで随時更新しています。
そちらも参考にしてください。
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